ゆりかもめ

お台場・青海エリア

お台場・青海エリアの紹介

洋式砲台から都内随一の
人気スポットへ

平成2(1990)年の13号地その1、台場地区と奥が有明(写真提供:東京都)

お台場の"台場"とは、砲台場のこと。嘉永6(1853)年にアメリカのペリー艦隊が来航して江戸幕府に開国をせまると、幕府は防衛のため、ここに洋式の海上砲台を建設しました。計画では11基の台場ができる予定でしたが、実際に建設されたのは第一~三、第五~六台場までで、うち当時の姿に近い形で現存するのは第三、第六台場だけです。

13号埋立地の北西部にあたるエリアで、芝浦エリアとはレインボーブリッジによって結ばれています。平成9(1997)年にフジテレビが移転してきたことに加え、同局のテレビドラマ『踊る大捜査線』の舞台となったことで、知名度が上がりました。

陸続きの第三台場は現在、史蹟公園となっており、多くの人が訪れる憩いの場となっているほか、お台場海浜公園やレインボー公園、アミューズメント施設などがあり、臨海地域の集客の核となる人気スポットとなっています。

東京の情報化・国際化を担う青海

青海という地名は、臨海副都心の将来のシンボルゾーンとなるべく命名され、"すがすがしく、すぐれたさま"を意味しています。

昭和60年代以降、情報化・国際化社会に対応するための「東京テレポートタウン」として整備が進められ、現在エリア南側にはデータセンターとしての存在意義を強めるテレコムセンター、現在進行形の科学技術を体験できる日本科学未来館があります。

テレコムセンター後方からお台場・青海エリアを見渡す(写真提供:東京都)
青海地区から台場を見る。昭和49(1974)年当時の様子で、完成しているのは船の科学館だけ(写真提供:東京都)
開発が進んだお台場・青海エリア。両エリアにまたがるパレットタウンは人気スポットでした。※パレットタウンは2022年に営業を終了しました。(写真提供:東京都)

お台場・青海エリアの見どころ

沿線で行われるイベント