
運転台
通常はカバーを閉じています。
運転台は運転士が運転する時に使います。
このページの本文へ移動
駅から240m、85m、10mの地点に「地上子」という設置があります。「地上子」を通ると駅までの距離情報が「駅ATO制御車上装置」に伝わります。
「駅ATO制御車上装置」から「ATO車上装置」に連絡して速度を落とします。
車両はホームの停止位置にある「地上子」の上に止まります。
「駅ATO制御車上装置」は「駅ATO制御装置」へ『正しい位置にとまりました』と知らせます。
「駅ATO制御装置」はホームのドアを開きます。
「駅ATO制御車上装置」は車両のドアを開きます。
ゆりかもめの状態をいつも監視しています。予定よりもドアが閉まるのを遅くしたり、出発するのを止めたり、必要に応じて指示を出しています。
中央指令所から駅の機器室へ情報が伝えられます。さらに駅の機器室から車両に情報が伝えられます。
通常はカバーを閉じています。
運転台は運転士が運転する時に使います。
ゆりかもめは電気で走ります。
ゆりかもめに送る600Vの電気が流れています。
走行路を走れるように案内するレールです。
走行路の両側に取り付けられています。
駅の手前の地点にあり、車両がここを通ると、駅までの距離を車両に伝えます。ホームの停車位置にもあり、正しい位置に停止したことを駅に伝えたり、ドアをあけたり、閉めたりする合図を車両に伝えたりします。
情報を送るためのケーブルが入っています。車両の情報を駅や中央指令所に送ったり、中央指令所からの情報を車両に送ったりします。
ゆりかもめが走る道路です。
コンクリートでできています。
パンクしても走ることができるように、タイヤの中に「中子」という金属の車輪が入っています。
重い車両を支えるため1つのタイヤは130kgもあります。
ここから車両に電気を取り込んで走っています。
点検するときはこの通路を歩きます。
ゆりかもめの頭脳です。
ゆりかもめを走らせたり、止めたり、運転士の役割をしています。
一定区間ごとに決められている制限速度を超えないように監視しています。 速度や信号をATO車上装置に知らせています。
"ゆりかもめ"はコントロールセンター(中央指令所)からのコンピューター制御により自動運転されています。それを支援するシステムが"運行管理システム"です。 電車の運転制御(ATO=自動列車運転装置/AutomaticTrainOperation)をはじめ、運転ダイヤの管理からポイント操作、駅の案内放送までをコンピューター及び列車集中制御装置(CTC装置/CentraliedTrafficControl)によりおこなっています。
無人で走行している電車に対し、ダイヤどおりに運転されているか?、車両の各種機器類の性能に問題はないか?などの"電車の健康状態"を一定の間隔で常に監視しています。このほか、電車を安全に運行させるための信号保安設備として、自動列車制御装置(ATC/AutomaticTrainControl)による速度制御や、電車がどこを走っているかを検知する列車検知装置(TD装置/TrainDetection)などにより、信頼性と安全性を確保しています。
また、災害などの異常時には走行中の各電車に対して「的確な指示・操作」をコントロールセンターから人間(指令員)とコンピュータのバックアップにより迅速におこなうことができます。
"ゆりかもめ"は電気の力で走っていますが、この電力を効率よく安全に供給・管理するシステムが"電力管理システム"です。このシステムで管理する電力は大まかに、電車を動かすための電力 (電車線路)と駅の照明や改札機・券売機などの附帯設備用電力(高圧配電線路)の2種類があります。
これらの電力は人間に例えれば"ゆりかもめの血液"にあたり、一時も欠かすことなく送り続けなければならない重要な設備で、状態監視はもちろんのこと遠隔・自動制御により常に安定した電力の供給をおこなっています。
"ゆりかもめ"をご利用頂くお客さまの安全確保を目的として、「火災」「地震」「強風」などの防災情報を集約し、コントロールセンター(中央指令所)で遠隔監視するシステムが"防災設備管理システム"です。
駅での火災発生やエレベーター故障などをはじめ、沿線4カ所に設置された風向風速計による強風監視や地震計による震度の監視などを行ない、安全の確保に努めています。
乗車券の販売や運賃精算など駅業務の効率化と省力化を図ることを目的に、コントロールセンター(中央指令所)から各駅にある券売機や改札機などの駅務機器を遠隔監視・制御するためのシステムが"駅務管理システム"です。
各駅への監視・制御はリアルタイムでコントロールセンターと行なわれており、その監視・制御情報はモニタ画面に表示され、カメラによる状況監視も併せて行っています。
また、お客さまからのお問合わせなどへの対応はインターホンで行われており、係員が迅速かつ正確に応対出来るようになっています。
"ゆりかもめ"の「家」にあたる"電車の車庫"を効率よく管理・運用するためのシステムが車庫管理システムです。
あらかじめ電車の使用計画をシステムに入力することで、車庫から電車を出し入れしたりする際の信号やポイント操作、車庫を出て行く前には必ず"電車の機能点検"を行ったりと、お客さまの目に直接ふれることのないシステムですが"ゆりかもめ"の安全運行には欠かせない重要なシステムです。