お知らせ
東京ビッグサイト駅リニューアル工事の内容について
ゆりかもめでは、東京ビッグサイト駅において設備の更新・お客様動線の改善を目的として、リニューアル工事を行っております。
工事期間中は、お客様には、ご不便をお掛けいたしますがご協力をお願い致します。
【工事の期間】 令和5年5月29日~令和7年3月中旬頃(予定)
【工事の内容】 (1) 設備の更新(トイレのリニューアル)
⇒男子トイレ・女子トイレの設備更新、バリアフリートイレの増設、男女共用一般トイレの新設を行います。
(2) 設備の更新(ホーム用エスカレーターの更新)
⇒省エネ機器への更新及び耐震化を行います。
(3) お客様動線の改善
⇒トイレ及び駅務室、精算機、券売機の移設並びに幅の広い改札の増設により、お客様動線(バリアフリー動線)の改善を
します。
【工事の経緯】 多くのお客様にご利用いただいている東京ビッグサイト駅ですが、平成7年の開業から環境の変化もあり、主に以下のような
課題を抱えておりました。
(1) トイレが老朽化していること
(2) エスカレーターが老朽化していること
(3) ご利用される全ての方、それぞれの動線(バリアフリー)が集中していること
それぞれの課題と対応について、以下詳しくご説明します。
(1) トイレが老朽化していること
約28年前、平成7年に「国際展示場正門駅」として開業して以降、多くのお客様にご利用いただいてきました。平成18年
には、お客様のご利用状況を鑑み、トイレ器具数を増やし、洋式トイレを増やす改修工事を実施し、今日までご利用いただ
いております。ただし、平成18年の工事から約17年経過し、以下のような課題を抱えていました。
➀配管等を含めた設備が老朽化していること
➁和式トイレが一部残っていること
➂イベント時には特にトイレが混雑していること
➃バリアフリーの考え方が変化してきたこと
そのため今回のリニューアル工事では、以下の様に機能アップを図ります
➀配管まで含めた設備の刷新
➁個室トイレの全トイレ洋式トイレ化
➂トイレの増設 バリアフリートイレ :1⇒2
男女共用一般トイレ (※):0⇒2
男性トイレ :小便器5⇒5、個室トイレ3⇒4
女性トイレ :個室トイレ5⇒5
➃現在のバリアフリーガイドラインに準拠(機能の分散化等)
※男女共用一般トイレは、車いす使用者トイレ(バリアフリートイレ)とは別の、少し広めの個室トイレで、誰でも気兼ね
なく利用できるトイレです。主に以下の利用を想定しております。
➀介助が必要な高齢者の方や障害をお持ちの方とその保護者の方等のご利用(高齢の親の介助、付き添い等)
➁トランスジェンダーの方のご利用(選択肢の一つとして)
➂混雑時のご利用(男性トイレ・女性トイレの混雑時の選択肢として)
➃大きい荷物をお持ちの方のご利用(キャリーバッグ等)
➄乳幼児連れの方のご利用
(ベビーカーのご利用。父と娘、母と息子の異性によるご利用。幼児等への付き添いとしてのご利用等)
(2) エスカレーターが老朽化していること
東京ビッグサイト駅のエスカレーターは、平成7年の開業から約28年稼働しています。協力会社とともに適切に点検・部品の
交換等を実施してきましたが、老朽化のため、今回更新となりました。また、エスカレーターの更新に合わせてエスカレーター
の耐震工事も実施します。
(3) ご利用される全ての方、それぞれの動線が集中していること
現在の東京ビッグサイト駅は、駅務室、幅広い改札機、トイレ、エスカレーター、エレベーターの位置の関係により、エスカ
レーターと改札の間に動線が集中する構造となっています。そのため、駅務室の移設、幅広い改札機の増設、トイレの前に新し
い通路を作ることによって、動線が集中しにくい構造にし、混雑を緩和します。
【工事の進捗】 ただいまの工事状況は、こちらをご覧ください。
Twitterにおいても、工事の進捗をお知らせしております。
改修前の東京ビッグサイト駅 改修後の東京ビッグサイト駅(イメージ)