ゆりかもめの未来を見に行こう! ▶▶▶▶▶51く 30年持ってくれたな、頑張ったな」と思いました。[若手座談会]――― これからゆりかもめには、どんな会社になっていってほしいと思われますか? 未来の後輩に向けてメッセージがあればお願いします。T. M. さん: 私にとって臨海地区は、非日常を味わえる特別場所。その臨海地区・お台場を象徴するのが “ ゆりかもめ ” であると思っています。これは、入社前も今も変わらずに思っていて、この先も変わらずにシンボルであってほしいと願っています。ただ、そうあり続けるには、新技術の導入、お客様サービスや知名度の向上など、様々なことが求められます。“ ゆりかもめ ”のために何ができるかを考えて、社を盛り上げてくれる方に入社していただけると嬉しいです。R. A. さん:これから無人運転の鉄道が増えてくると思いますが、これまで大きな事故なくやってきたゆりかもめに、リーダーとしてやっていってほしいと思います。今どの仕事にも AI の関わりが増えてきていますが、AI 技術と人が交わる会社になっていってほしいと思います。M. W. さん:R. A. さんがおっしゃる AI の技術をお客様サービスにも活かしていけたらと思います。例えば券売機ではお客さんがご自身の国の言葉で話しかけたら、その言語で返ってきたりという。券売機も車両も、お客さまへのより良いサービスに向けて進化していってほしいなという願いがあります。K. F. さん:ゆりかもめには、ほかの鉄道にない魅力がたくさんある鉄道だと思うので、より進化する技術や設備を使ってお客様の満足度を上げるような会社になってもらいたいと思います。T. K. さん:ひとつの会社でたくさんのことが経験できる魅力はゆりかもめならではなので、好奇心旺盛な人に入ってもらって、一人ひとりがさまざまな業務を経験して楽しむことで、会社がもっと盛り上がっていったら良いなと思っています。――― それぞれのご業務のなかで管理している車両や設備への愛情を感じますか?T. M. さん:そうですね。私は車両のことを「この子」って呼んでしまうことがあります(笑)。故障したとしても、この子は手のかかる子だなと、愛着を持って接していますね。Y. Km. さん: 施設でもそういうことはあって、先日、開業から使用していた竹芝駅のトイレの水栓を取り替えたのですが、「よ――― 余談になりますが、高い場所でお仕事をする怖さはありませんか?M. W. さん:お客様のなかには、高いところを走っていて怖いような言葉をおっしゃる方はいらっしゃいますね。M. G. さん:私は高所恐怖症です(笑)Y. Km. さん:レインボーブリッジのジョイント部に歩行者の方が歩くところがあるんですが、そこで作業するのは緊張感がありますね。苦手な人は行かなくて大丈夫ですが。T. M. さん: 施設さんは昼間行くことがありますよね。電気保安課にいた時はそこに夜行くことがあったんですが、下が暗い海面で……これは怖いなと(笑)。もちろん安全の網は張ってあるんですが。Y. Kt. さん: 怖いということでいうと、お台場海浜公園駅を映すためのカメラをフジテレビの屋上に設置しているのですが、このカメラの点検に立ち会ったときは怖いなと感じました。
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