第3節● スポーツ系(ランニング、野球など)や文化系(鉄道研究など)のクラブが活動中● 部門や世代を超えた交流の場となり、チームワークや相互理解の促進に貢献● 社員の心身の健康づくりにも寄与● 沿線で開催されるイベントや他社局との大会などに参加● 地域住民との交流を通じて、地域に根ざした鉄道会社としての信頼を構築● 子ども向けのイベントなどを実施し、次世代とのつながりも強化● 都内および近郊の鉄道事業者との交流を実施44(上)ゆりかもめグッズの販売。 (下)運転台操作体験会の様子。ることのできないバックヤードを見学いただく取り組みも回を重ねてきました。 また 2022(令和4)年7月~8月にかけて、港区立みなと科学館の夏の企画展「みんなの鉄道展」に協力し、ゆりかもめ親子車両基地見学会を開催しました。指令室や展示コーナー、車両基地を見学後、出庫車両に乗車いただきました。 また 2023年5月には東京国際クルーズターミナル館内における「第74回東京みなと祭」に出店し、以降毎年ゆりかもめオリジナルグッズを販売しています。 駅頭でのゆりかもめオリジナルグッズ販売、運転台操作体験会、「ゆりも」との記念撮影会なども数を重ねてきました。 東京ビッグサイトでのコミックマーケットをはじめ、花火大会「お台場レインボー花火」、有明アリーナでの各種イベントなどについても、臨時ダイヤによる運行や臨時列車の運行を行ってきました。 ゆりかもめでは、日々の業務に加え、他社局社員や地域とのつながりを大切にしています。クラブ活動や地域イベントへの参加などを通じて、会社の垣根を越えた「人と人とのつながり」を育んでいます。 会社の枠を超えて広がるこれらの取り組みは、単なる社内活動や地域貢献にとどまらず、「人と人」「会社と地域」「業界と社会」をつなぐ架け橋となっています。ゆりかもめは、 臨海地域の発展と歩みをともにしてきた当社では、地域発のイベントに積極的に参加することを通してにぎわいの創出への貢献を目指してきました。また、これにより地域の企業・団体がつながっていくことも意図していました。一方で、地域の学校などと連携して、未来を担う子どもたちにさまざまな体験を提供する取り組みにも力を入れてきました。 江東区や港区立の中学校に向けた職場体験学習を実施、指令室見学、車両点検体験、駅業務の解説などを行っています。小学校に対しても「職場インタビュー」の受け入れを行っており、児童たちが社員にいろいろなことを質問しながら、改札機の内部、券売機の裏側、駅務室など、ふだん見社内クラブ活動の活性化イベントへの積極参加他社局との連携・交流ゆりかもめ開業30周年記念誌時代の変化に即応しながら[2023-2025]にぎわい創出への貢献──地域の絆をつないでゆりかもめの “ つながり ” を育む取り組み 2023
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