ゆりかもめ 30周年記念誌
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42東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関する写真素材につきましては、著作権および肖像権等の諸事情により、掲載を控えさせていただいております。ご理解賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。第2節 信頼される交通機関として [2020-2022]競技大会時の臨時運行の要請が取り下げられたことを受け、臨時ダイヤでの運行を取りやめることになりました。こうした状況下でも、当社は公共交通機関としての使命を果たすべく、旅客対応体制・保守体制・テロ警戒体制の強化など、大会期間中の安全・安定確保に向けた取り組みを全社一丸となって進めていきました。 大会後、「東京2020」のレガシーを継承し、アーバンスポーツ施設、運動施設、飲食施設が一体となったスポーツパークとして「有明アーバンスポーツパーク」が 2024年10月に全面開業しました。「跡地を、みんなで遊べる聖地へ」をテーマにしたパーク内には、スケートボードパークや屋内ボルダリングといったアーバンスポーツ施設のほか、屋外アスレチックやランニングスタジアムなどの運動施設が整備されています。(昭和39)年以来の東京での開催でした。2019(令和元)年10月には、バレーボール会場となる有明アリーナと有明体2020大会組織委員会からオリンピック・パラリンピック 2013(平成25)年9月、2020年の夏季オリンピック・パラリンピック競技大会の開催地が東京に決定しました。1964操競技場がそれぞれ完成します。当社でも大会に向け、新型車両7500系の導入、ラッピング車両の運行、駅舎の改修やサインの刷新などを進め、ハード面でのお客様サービスの基盤を着実に整備していきました。 しかし、その後の新型コロナ流行により、2020年3月に世界保健機構(WHO)がパンデミックを宣言し、同じ月に「東京2020」と名付けられた大会の開催延期が決定しました。 2021年7月から 8月にかけての大会期間中は、ゆりかもめは臨時ダイヤで運行する旨を発表しましたが、のちにすべての競技会場での無観客開催が決まり、東京都及び東京ゆりかもめ開業30周年記念誌「東京2020大会」で示した信頼2020

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