第2節41(左上)窓口にビニールカーテンを設置。 (右上)「東京アラート」発令時のレインボーブリッジ。 (左下)緊急事態宣言中のお台場。 (中)緊急事態宣言中の新橋駅。 (右下)抗ウイルスコーティング。や車両内において、感染防止に関する案内、テレワークや時差出勤の協力を呼びかける案内などを放送したほか、お客様案内ディスプレイでも感染予防を呼びかけました。 2020年の年末は、新型コロナ感染拡大の影響を受け、コミックマーケットが不開催になったことに加え、当社をはじめ鉄道各社が大晦日の終夜運転を取りやめました。 こうした経緯のなかで、2020年は年間を通じてお客様の利用が激減することになりました。4月から 9月までの上半期の輸送人員は前年度比42%にとどまり、さらにお客様単価の低下も加わったことで、運輸収入は前年度比約3分の 1 まで落ち込み、開業以来経験したことのない厳しい経営状況に置かれることになったのです。を 47都道府県に発令し、国民に外出自粛を要請しました。 2020(令和2)年、新型コロナウイルス感染症(以下「新型コロナ」)が世界的に流行し、これによって人々の生活様式は大きく変化します。国内では 4月に政府が緊急事態宣言これを受けて多くの商業施設は営業を一時的に停止し、各地でイベントが中止となります。 当社では、新型コロナの感染予防を図るため、①窓開けなどによる駅構内の換気、②車内や駅設備の定期的な消毒、③飛沫対策のため、窓口に透明のビニールカーテン設置、④アルコール消毒液の設置、⑤各駅のトイレに石鹸を設置、⑥車内の抗ウイルスコーティング──といった対応を行ったほか、社員にはマスク着用、健康管理、手洗い・手指消毒などを徹底しました。また、公共交通機関として、駅構内Chapter02 ゆりかもめの 10年 2016〜2025年まで信頼される交通機関として[2020-2022]新型コロナウイルス感染防止への対応2020
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