ゆりかもめ 30周年記念誌
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38保守用作業車 (2号車 ) 搬入作業の様子。新橋駅演色照明。(左)インターホン装置。隣接してカメラ読取り台を設置。(右)自動精算機。IC 読取り台 ( 青色照明部 ) を設置。第1 節 地域へのさらなる貢献 [2016-2019]灯させるものでした。さらに、新橋駅開業当時の電球色再現、新橋駅テーマカラーの点灯、臨海地域の各機関や団体と連携したライトアップなど、光に関する技術を用いた演出を続けていきました。また、同じ 2019(令和元)年に行った自動券売機及び自動精算機更新では、2020年3月に予定されていたモバイル PASMO サービス開始とその後のモバイル利活用需要の拡大を見据えて、モバイル媒体の処理が可能となる機能(トレイ式 IC 処理)を実装しました。 2016(平成28)年3月、保守用作業車(保守車)のうち、点検や軽作業に使用していた 2号車の更新を行いました。更新に際しては、既存の保守車の課題について課を越えて意見を集約し、荷台の荷物をホームへ楽に下ろせるよう側方に開閉式の手摺りを設ける、飛来物撤去のため屋根上に立って作業ができるようにする、など様々な工夫や改善を図りました。 2017年に、全駅においてアナログインターホンからネットワーク対応インターホン(IPインターホン)への更新を実施しました。駅務指令卓には全駅のコンコースインターホンを任意に選択通話できるとともに、文字情報とカメラ映像を送信できる操作端末を設置しました。また、全駅の券売機と精算機付近インターホンの近くに、定期券や福祉手帳などの券面を確認するためのカメラも設置しました。 2014年12月から、駅舎リニューアル工事による照明設備の LED 化をスタートしていましたが、。新橋駅では、多彩な色と動きが可能な LED フルカラー投光器を採用し、地上階の階段、エスカレーター、歩道屋根で演色照明を点2019年7月には「光の演出」を行いました。ホーム階の天井、ゆりかもめ開業30周年記念誌技術面の工夫2018

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