第3節32豊洲延伸開業の記念式典。当時の石原慎太郎東京都知事などが参加。(上)豊洲駅までの延伸工事。市場前駅付近の走行路から豊洲方向を見る。(中)豊洲延伸開業で、有楽町線とも連絡。利便性がさらに向上。(下2枚)整備が進められていく市場前駅周辺と駅改札。1997(平成9)年2月に策定された「生活都市東京構想」のな1998年7月の都市計画が決定し軌道法による特許を得て、1999年に着工、2006年3月に開業します。延伸開業に合た 6次車(2編成)を導入しました。 豊洲方面への延伸については、1988(昭和63)年3月に発表された臨海部副都心開発基本計画において「地域の開発と整合させて整備すること」とされていました。その後、かで 2005年をめどに整備するよう位置付けられたことを受けて、有明駅から豊洲駅の延伸計画が動き出しました。わせ、座席レイアウトやシートデザインなどに改良を加え この延伸開業により、延伸区間に有明テニスの森駅、市場前駅、新豊洲駅、豊洲駅の 4駅が新たに誕生、新橋~豊洲間を結ぶ営業キロ数は 14.7km、所要時間は 31分になりました。また、豊洲駅で東京メトロ有楽町線からの乗り換えができるようになったため、都心からのアクセスはさらに便利さを増します。同時にこの延伸開業は、計画が進められていた有明北・豊洲地区の開発に弾みをつけるものとして期待が寄せられました。ゆりかもめ開業30周年記念誌臨海地域の発展とともに[2005-2015]有明─豊洲間の延伸開業2005
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