私たちの職場は、車両のメンテナンス及び運用(スケジュール管理)を行っています。早番・遅番3人ずつの計6名のグループで、翌朝までの交代勤務が始まります。
ここでは、早番の1日をご紹介します。
今日も一日安全作業で頑張るぞ!
前日の運用状況や、今日の作業内容、連絡事項、安全目標について車両課内で確認します。
私は3日に1回行う列車検査を担当しており、一日約8編成を点検します。
1編成(6両)の左右両側と床下を、3人に分かれ約15分かけて点検していきます。目視点検を中心にタイヤや台車のボルトなどをハンマーで叩き、その打音で緩んでいないことを確認します。またドアの開閉確認や集電装置などの消耗品の交換も行います。
点検時、タイヤの不具合を発見!! 午後に交換作業を行います。
昼食は社員食堂で、複数のメニューから選んで食べます。
体力を使う仕事が多いのでお腹が空きます。いっぱい食べるぞ!
食後は屋外でテニスやフットサルを楽しんでいます。
午後の作業打合せを行なった後、残りの列車検査と、午前の点検時に発見した不具合のタイヤを交換します。
タイヤの大きさは直径約1mと大きく重いので、安全に注意しながら交換します。
(※出庫・・・車両を本線に出すこと)
夕方のラッシュに備えて、列車を点検して本線へ送り出します。
ちなみに、ゆりかもめは自動運転で運転士がおりませんが、車庫内では係員が手動で出庫や入庫の運転をしています。
本日の列車検査、その他作業の点検結果を帳票にまとめます。
早番の人は明日の出庫に備えて仮眠をします。
22:30~終電(1:00頃) 入庫点検
(※入庫・・・車両を車庫に入れること)
本線で走っていた車両が一日の役目を終え、車庫に戻って来ます。
車両に異常がないか確認し、車庫に止めます。最終列車の入庫が完了したら遅番の本日の業務は終了です。
遅番の長かった一日の仕事が終わり、 翌朝まで仮眠をとります。
朝のラッシュに必要な21編成分の車両を点検し、順番に車庫から本線へ送り出します。
故障などで遅れがあると朝のダイヤを乱してしまうので、車両に異常がないか入念に点検します。
昨日の運用状況や、点検時の異常の有無について引継ぎます。
長かった一日はこれで終了です。お疲れ様でした。